マイセン・ミング(明代)ドラゴン・330510 兼用 ティーカップ&ソーサー 00582 コーヒーカップ&ソーサー

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商品情報

サイズ:200cc
素材:陶磁器
※モニターの発色の具合によって実際のものと色が異なる場合があります。

気焔を 吐く シノワズリドラゴン
龍をお好みの方 飾り絵に!!
代々描き次がれてきたドラゴンですが 今時のドラゴンと違って ミング(明代)ドラゴンは描きこまれた ど迫力が違い 技量の差は歴然です。
いや コスト面から 簡略化されたのかもかもしれませんが?

この龍を 柿右衛門描くところの龍を 中国の原作に近づけたものとする日本の先生方の定説がありますが これは逆説で 中国原作の龍を ヘロルトが 自分の感性で消化して表現した龍ではないでしょうか? 
明らかにシノワズリに分類されており Mingdrachen,grun(マイセン源名 もしこれを知っていれば こんな荒唐無稽な説は 恥ずかしくて言えないでしょう。
多分一人が言い出したのを 多くが子引孫引して定説化したのでしょう)の銘々からもわかります。
日本へ 蛇神信仰として 伝来しました龍は 3爪でした。
従って よしんば柿右衛門の龍があったとしても 3爪のはずです。マイセンの龍は 4爪です。中国伝来の龍は 禁断の5爪下の 4爪だったのです。
ヘロルトが この龍の顛末を知っていたかどうかはさておいて シノワズリの龍を高貴なものとして アウグスト強襲王に 献上しました。王が柿右衛門の余白の美に傾倒されていたことは事実ですが アウグスト強襲王のお気に召された この龍を 柿右衛門贔屓と結びつけたのは 話を面白くする人の日本贔屓がなせる業で 贔屓の引き倒しになっております。

龍の起源は 中国神話にあります。
長髭をたくわえ 喉下に逆鱗 顎下に宝珠を持っており 天子の象徴でした。
時代によって多少は変わりますが おおむね 天子の龍は5爪 貴人の龍は 4爪 3爪とされ 天子以外の 5爪龍は 死罪にもあたるとされておりました。
インドに渡った龍(中国伝来のインドの龍は 禁断の5爪でなく 4爪でした。
マイセンに渡ったこの龍も 矢張り4爪でした。)は コブラ信仰のナーガとなり 中国への仏教伝来とともに 土俗の蛇神信仰として里帰りしました。
日本へも 蛇神信仰として 伝来しました龍は 3爪でした。
平安京大内裏に接して造営された禁苑 神泉苑の池には竜神(善女竜王)が住むといわれ 天長元年(824年) 西寺の守敏と 東寺の空海が祈雨の法を競い 空海が勝ち 以後東寺の支配下に入りました。

3人の天才ヨハンによる伝統の 復刻版
ヨハン・フリードリヒ・ベトガーによる ヨーロッパ初の ポースレーン
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー原作 ノイエ・アウスシュニット型 エンツゥィーステッドハンドル
ヨハン・グレゴリウス・ヘロルト原画

マイセン 人気のシノワズリ 
ヘロルトは ウィーン・パキエの窯から持ち出した フンガーの顔料や ベトガーの いがみ合う2人の高弟 ケーラーと シュテルツェルが合成した顔料に 自らも開発した顔料
〔1723.4.30.秘密主義のケーラーは亡くなるのですが ヘロルトは 看病にかこつけて うまく臨終に立ち会い 彼の隠し金庫の鍵を盗み 顔料調合秘術書を 盗み写し 重要個所は 巧妙に破り盗り(この悪行は 15年後に発覚するのですが すでに宮廷画家として確固たる地位を確立しており マイセン委員会でも手出しならず 不問に付されました)自ら開発したマッフル窯で 柿右衛門に勝るとも劣らない 鮮やかな色彩の顔料16色を完成。〕
を以って 彼独特のシノワズリを 確立していきました。
ヘロルトのシノワズリは 欧州にて 高い評価を受け 果てには 本家中国にまで 影響を及ぼすほどでした。

磁器の起源は 中国は後漢の頃 紀元1~2世紀に 端を発します。
古磁器を経て 紀元6世紀 中国河北省で ほぼ今の磁器に 遜色なきものになり 11世紀宋代に至り 近くにカオリンシャンを擁する 景徳鎮が 1300度の高温で 美しい白磁を 完成しました。
13世紀 日本を 黄金の国 ジパングと呼んだ マルコポーロが 美しき海の寶貝 ポルツェラーナ(ポースレーンの語源。寶貝は 古代通貨でもありましたので 白い黄金にも通じました。)と 賞賛し イタリア・ヨーロッパに初めて紹介しました。
それまでにも アラブの玄関口であるイタリアには シルクロード経由で 先に入手していた アラブの王様から 自分の威光を 誇る 贈り物として 入ってきておりましたが 東洋からのものと 判明したのは マルコポーロによります。
この時 彼は 完品は高すぎて手が出ず 破片を 持ち来ったそうです。 ヨーロッパにおける 磁器の焼成は 16世紀の古きから アラビアと東洋の 玄関口であった ベネツィアで 先ず 試みられましたが 曇ったガラス球に終わりました。
同じ16世紀に フィレンツェ大公(富豪メディチ家)は 砂 ガラス水晶粉を 粘土と混ぜた見事な焼き物(軟質磁器)に成功するのですが やはり 東洋の秘法による白い黄金には とても及びませんでした。
その後も 欧州各地で 白い黄金の焼成が 試みられますが 総て 陶工達によるものでした。 
磁器のガラス質に 惑わされた彼らの せいぜい成功らしきものでも 随分 白い黄金には 見劣りのする 軟質磁器(ヴァンサンヌに続く セーヴルでも フリット軟質磁器)どまりでした。
一方  本家中国の景徳鎮で 14世紀には 磁器最後の姿 染付の完成を見ます。東洋では 千数百年の長きにわたる 多くの職人達の 勘と経験を 積み重ねた 結晶の賜物として 花開きました。
片や西洋では 憧れの白磁を 科学的に分析することで 錬金術師(中世における 科学者の呼称)ベトガーは わずか3~5年で 1710年に完成させました。
ザクセン王国 宮廷科学顧問官 チルンハウス(彼とて 多くの陶工と変わらず 磁器のガラス質に惑わされ 軟質磁器の研究に 堕しておりました。化学的変成にこだわり 分析と 実験の王道により 白磁を極めたベトガーは やはり非凡の天才でした。)の 白磁研究の基礎に 助けられたとはいえ 西洋科学分析手法の 優越性は ベトガーへの個人的資質の賞賛のみにとどまらず 明治維新の日本でも 優れた西洋科学として 競って受け入れられました。
今や 日本をはじめ 東洋は 西洋を 凌駕せんばかりの 勢いです。
少し理屈っぽくなりましたが 磁器をめぐり 東洋と西洋の違いを 言ってみたかったのです。









アンティック ヴィンテージ店のお取り扱いは 中古品の世界ですが お熟成アインのは ピカピカの 新品です。

気焔を 吐く シノワズリドラゴン
龍をお好みの方 飾り絵に!!
代々描き次がれてきたドラゴンですが 今時のドラゴンと違って ミング(明代)ドラゴンは描きこまれた ど迫力が違い 技量の差は歴然です。
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3人の天才ヨハンによる伝統の 復刻版
ヨハン・フリードリヒ・ベトガーによる ヨーロッパ初の ポースレーン
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー原作 ノイエ・アウスシュニット型 エンツゥィーステッドハンドル
ヨハン・グレゴリウス・ヘロルト原画

龍の起源は 中国神話にあります。
長髭をたくわえ 喉下に逆鱗 顎下に宝珠を持っており 天子の象徴でした。
時代によって多少は変わりますが おおむね 天子の龍は5爪 貴人の龍は 4爪 3爪とされ 天子以外の 5爪龍は 死罪にもあたるとされておりました。






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