George Carwardine(ジョージ・カワーダイン)は、自動車会社のエンジニアとして活躍した後、サスペンションシステム開発を専門とする会社を設立。様々なタイプの自動車サスペンションの開発を行いながらも、他の分野にも応用できるメカニズムを研究する中で、彼はタスクランプという分野に惹かれていく。新しいランプの実験に没頭するカワーダインは、1932年の7月、ついに特許を取得する。それはスプリングの特性を生かした全く新しいランプの仕組みで、人間の腕のように自在に曲げることができ、さらに思い通りのポジションをキープ出来るという画期的なものだった。アームの動きに安定感をもたせるために重い鋳物のベースを用い、シェードは眩しさを抑えつつも特定のポイントの照射を可能にするフォルムを採用。このフォーカス照射によりその当時のランプと比べ少ないワット数のランプでありながら同じ明るさを確保していた。当初、このランプは、彼のサスペンションシステムの工場で働く職人達の手元の部品を照らすためのアイデアだったが、すぐにオフィスや家庭で使うことにも適していることに気づく。最終的なデザインを作り上げると彼の工場にスプリングを供給していたスプリングメーカーのHerbert Terry & Sons にライセンス契約を持ちかけた。その当時は2代目のチャールズ・テリーが運営していたが、自社の高い技術とノウハウを用いた新商品開発と事業拡大に感心があったチャールズは、すぐにカワーダインと契約を決めた。ランプの製造販売を始めるにあたり彼等はランプをEquipoise(均衡) という名前で登録申請したが、それはすでに使われていたため最終的に"ANGLEPOISE"という造語を名付けることに。1934年、アングルポイズEの最初のモデルである4本スプリングの「1208」と「1209」の生産が始まるとすぐに商業的成功を収める。工場をはじめ、病院、オフィスへとあらゆる場所でセールスを伸ばすと、さらに1935年、一般消費者向けとしてよりシンプルでスタイリッシュな3本スプリング・3本アームの「1227」を発表しました。
アングルポイズ社の歴史は、1855年、ハーバート・テリーが息子3人と共に、スプリング製造するHerbert Terry and Sons Ltd. 社を設立したことが始まりです。1920年代には、テリーブランドとして自動車のサスペンションパーツ、自転車のサドルやスプリングクリップなどの製品で順調にセールスを伸ばしました。1932年に、自動車メーカーの元エンジニアであった、ジョージ・カーワーダインがテリーブランドのスプリングを用いた重量バランスの技術的理論を考案。最初のアングルポイズランプが誕生しました。その後、より一般家庭でも使いやすい、シンプルな構造の3本スプリングモデル「Original 1227」が生み出されました。
※お支払い方法
※画面上と実際の商品の色の見え方は若干異なります。
シェード:シェード:Φ130×H173mm、アームリーチ:466mm(228mm+238mm)、ベース:Φ132×H20mm
約2.9kg
ジェットブラック、ドーヴグレー、リネンホワイト
スチール、アルミニウム、樹脂
約1.6m
E17 電球型蛍光灯40W形タイプ / LED40W形タイプ x 1 *?熱灯使?不可
取扱説明書、六角レンチ、ミニビス *電球非同梱
簡易組立品
George Carwardine(ジョージ・カワーダイン)
ANGLEPOISE(アングルポイズ)
2/3サイズになったデスクランプが登場
ANGLEPOISE(アングルポイズ)
Original1227 Mini(オリジナル1227)ミニデスクランプ(カラー:3色)
ORIGINAL 1227 MINI DESK
DESIGNED BY GEORGE CARWARDINE
1934年にジョージ・カワーダインがデザインした
「model 1227」の復刻版である、Original 1227は、
2009年に、ANGLEPOISEの誕生75周年を記念して再発売されました。
「英国を代表する10のデザイン」として
ロイヤルメールの記念切手にも選ばれたモデルでもあり、
ピクサー映画のマスコットとしてもお馴染みのルックスは、
3種類のモダンなカラーバリエーション。
通常サイズと比べて2/3サイズになったミニデスクランプは、
コンパクトなデスクからナイトスタンドまで、幅広くお使いいただけます。
75年の歴史を築き、多くの人々に愛されてきたANGLEPOISE
英国を代表するデザインに選ばれたランプ
幅広く知られるタスクランプのアイコン的存在
ANGLEPOISE(アングルポイズ)は、代々続く家族経営で今まで関わって来た人達との関係を、75年以上経った今でもとても大事にしています。創立者ハーバート・テリーの玄孫であるサイモンは、現在商品開発ディレクターとして経営に携わっています。ジョージ・カワーダインの息子であるデイビットは、ANGLEPOISEと同じハンプシャー州で自社工場を経営しています。ANGLEPOISEは、エンジニアリングコンセプトから誕生し、永い時を経てデザイナーブランドとして現在に至っています。誕生から75年以上を経た現在でも、デザイン通の人々の間だけではなく、一般の人々まで幅広く知られるタスクランプのアイコン的存在になっています。
英国を代表する10のデザインにも選出
75周年を迎えた2009年、ロイヤルメールの記念切手「英国を代表する10のデザイン」が発売されることとなり、その一つにジョージ・カワーダインによって誕生したエレガントなスタイルをもつ3本スプリング型「1227」がコンコルドやスピットファイア、2階建てロンドンバス、ミニ、ペリカンブックス、ポリプロピレンチェア、ミニスカートなどと共に選ばれました。同時にこの年「Original 1227」を復刻発売。この復刻版は、当時のフォルム、ナットやボルトの形状を残しながらも現代の電気基準に合う機能性を兼ね備えています。
時代のニーズに応えた1227ランプ
アングルポイズとジョージ・カワーダイン
思い通りのポジションをキープ出来る画期的なランプ
George Carwardine(ジョージ・カワーダイン)は、自動車会社のエンジニアとして活躍した後、サスペンションシステム開発を専門とする会社を設立。様々なタイプの自動車サスペンションの開発を行いながらも、他の分野にも応用できるメカニズムを研究する中で、彼はタスクランプという分野に惹かれていく。新しいランプの実験に没頭するカワーダインは、1932年の7月、ついに特許を取得する。それはスプリングの特性を生かした全く新しいランプの仕組みで、人間の腕のように自在に曲げることができ、さらに思い通りのポジションをキープ出来るという画期的なものだった。アームの動きに安定感をもたせるために重い鋳物のベースを用い、シェードは眩しさを抑えつつも特定のポイントの照射を可能にするフォルムを採用。このフォーカス照射によりその当時のランプと比べ少ないワット数のランプでありながら同じ明るさを確保していた。当初、このランプは、彼のサスペンションシステムの工場で働く職人達の手元の部品を照らすためのアイデアだったが、すぐにオフィスや家庭で使うことにも適していることに気づく。最終的なデザインを作り上げると彼の工場にスプリングを供給していたスプリングメーカーのHerbert Terry & Sons にライセンス契約を持ちかけた。その当時は2代目のチャールズ・テリーが運営していたが、自社の高い技術とノウハウを用いた新商品開発と事業拡大に感心があったチャールズは、すぐにカワーダインと契約を決めた。ランプの製造販売を始めるにあたり彼等はランプをEquipoise(均衡) という名前で登録申請したが、それはすでに使われていたため最終的に"ANGLEPOISE"という造語を名付けることに。1934年、アングルポイズEの最初のモデルである4本スプリングの「1208」と「1209」の生産が始まるとすぐに商業的成功を収める。工場をはじめ、病院、オフィスへとあらゆる場所でセールスを伸ばすと、さらに1935年、一般消費者向けとしてよりシンプルでスタイリッシュな3本スプリング・3本アームの「1227」を発表しました。
3色のカラー展開と丁度良いサイズ感
Original1227をコンパクトにしたミニデスクランプは、ジェットブラック、ドーヴグレー、リネンホワイトの3色カラー展開。小ぶりながらも高い機能性を兼ね備えた幅広く使用できるフレキシブルなランプです。
George Carwardine(ジョージ・カワーダイン)
自動車会社のエンジニアとして活躍していたジョージは、テリーブランドのスプリングを用いた重量バランスの技術的理論を考案。最初のアングルポイズランプが誕生した。オリジナルの4本スプリング型のタスクランプの特許を1932年に取得。4本スプリングの「1208」と「1209」は市場において工業用照明のイメージが強かったため、ジョージはテリーのデザイナーと共に、よりシンプルでエレガントなスタイルをもつ3本スプリングタイプの「1227」を考案した。1948年 61歳でカワーダインはその生涯を閉じるが、彼のデザインは現代もなお継承され多くの製品の技術的基礎となっている。
アングルポイズ社の歴史は、1855年、ハーバート・テリーが息子3人と共に、スプリング製造するHerbert Terry and Sons Ltd. 社を設立したことが始まりです。1920年代には、テリーブランドとして自動車のサスペンションパーツ、自転車のサドルやスプリングクリップなどの製品で順調にセールスを伸ばしました。1932年に、自動車メーカーの元エンジニアであった、ジョージ・カーワーダインがテリーブランドのスプリングを用いた重量バランスの技術的理論を考案。最初のアングルポイズランプが誕生しました。その後、より一般家庭でも使いやすい、シンプルな構造の3本スプリングモデル「Original 1227」が生み出されました。