シンプルかつ直感的 デジタルミキサーの特徴は、アナログミキサーと比べ、より多くの便利な機能や豊富なプラグインなどを、シンプルで直観的に操作、利用できることです。DM3シリーズでは、スマートフォンのような9インチのタッチスクリーンと1つのTOUCH AND TURNノブで、ミキサーのほとんどの機能を操作することができます。
素早く柔軟なセットアップ 会場での音響システムの運搬、搬出、セッティングは、サウンドエンジニアにとって最も手間のかかる作業のひとつです。DM3シリーズでは、Quick Pro Presets、Editor、StageMixソフトウェアやDante対応(DM3モデルのみ)により、柔軟にパッチが可能で、システムの設定や物理的なセットアップに要するスペースや時間を大幅に削減できます。DM3シリーズは6 MIXバス+2マトリクス+2エフェクトプロセッサーを搭載し、パワフルかつコンパクトで、どこにでも持ち運べる堅牢性の高いコンソールです。
インプットチャンネル:16 mono + 1 stereo + 2 FX return Mixバス:6 Matrix:2(Supports Input to Matrix) Stereoバス:1 FXバス:2 Cueバス:1
入出力コネクター
アナログ入力:16 Mic/Line(12 XLR + 4 XLR/TRS Phones Combo) アナログ出力:8(XLR) Dante I/O:2(etherCON: Primary/Secondary) ネットワーク:1(RJ-45) USB TO HOST:1(USB Type-B, USB2.0) USB TO DEVICE:1(USB Type-A) Phones:1(TRS Phones) DC電源入力:1(XLR 4pin, DC power IN)
「コンパクト」というワードは、しばし限界を感じさせ、音響の世界では機能、接続、音質、そして時にはその3つ全てにおいて妥協を意味することがあります。これまでコンパクトなミキサーを選ぶときには、限られたスペース用途を重要視するため、何らかの機能的な犠牲を伴いました。DM3シリーズは、この固定観念を覆し、高音質、迅速かつ容易なセットアップと操作性、ライブサウンドやストリーミング、ライブやホームレコーディング、音楽制作のためのプロレベルの機能を、このサイズのデジタルミキサーに凝縮しました。常に変化し続ける音響現場において、新しい挑戦と機会を与えてくれるDM3シリーズは、コンパクトなデジタルミキサーでありながら、想像以上のパワーと柔軟性を提供します。
コンパクトデジタルミキサーのレベルアップ
1987年にヤマハ初のデジタルミキサー「DMP7」を発売し、当時のアナログミキサーに比べ、コンパクトで高機能な「DMP7」が一時代を築きました。そしてDM3シリーズは、コンパクトなデジタルミキサーの新たなスタンダードモデルとして、さまざまな用途や環境で活躍する多彩な機能と優れたポータビリティを備えています。
DM3シリーズは、「DM3 Standard」とDante標準搭載の「DM3」の2モデルで構成しており、より速く、より簡単にセットアップすることができます。両機種とも、多言語対応のユーザーインターフェースを採用しており、様々なバックグラウンドを持つユーザーやスキルレベルの異なるユーザーでも、簡単かつスムーズに操作できるように設定することができます。
DM3シリーズをライブ会場や自宅のスタジオに持ち込んで、レコーディングやストリーミング配信を行い、自宅に持ち帰ってDAWで編集することも可能です。また、小規模な演奏会ではメインミキサーとして、次の日にはライブストリーミング配信のサブミキサーとして使用するなど、その可能性は無限大です。
高音質を受け継ぐ
サウンドエンジニアのための理想的な音の出発点は、クリアーで色付けのない音です。ヤマハのミキサーは、ステージ上のサウンドを色付けすることなく正確に捉え、必要に応じてクリエイティブな表現を加えることができます。
DM3シリーズは、コンパクトながら96kHzの高サンプリングレートを実現し、ミキシング、レコーディング、ライブストリーミング配信などのサウンドメイキングが可能です。
シンプルかつ直感的
デジタルミキサーの特徴は、アナログミキサーと比べ、より多くの便利な機能や豊富なプラグインなどを、シンプルで直観的に操作、利用できることです。DM3シリーズでは、スマートフォンのような9インチのタッチスクリーンと1つのTOUCH AND TURNノブで、ミキサーのほとんどの機能を操作することができます。
素早く柔軟なセットアップ
会場での音響システムの運搬、搬出、セッティングは、サウンドエンジニアにとって最も手間のかかる作業のひとつです。DM3シリーズでは、Quick Pro Presets、Editor、StageMixソフトウェアやDante対応(DM3モデルのみ)により、柔軟にパッチが可能で、システムの設定や物理的なセットアップに要するスペースや時間を大幅に削減できます。DM3シリーズは6 MIXバス+2マトリクス+2エフェクトプロセッサーを搭載し、パワフルかつコンパクトで、どこにでも持ち運べる堅牢性の高いコンソールです。
軽量かつ持ち運びに便利
精密な構造設計と厳選した素材の採用により6.5kgの軽量性と過酷なツアリング用途にも耐え得る堅牢な筐体を両立しています。
最もコンパクトなDante対応コンソール
ヤマハのDante対応ミキサーの中で最もコンパクトなDM3シリーズは、アナログ16入力、8出力を搭載し96kHzプロセッシングよる高音質を実現しています。I/Oラック「Tio1608-D/D2」と組み合わせてシンプルかつ高音質なDanteネットワークシステムを構築できます。
*DM3シリーズには、Dante搭載の「DM3」とDante非搭載の「DM3 Standard」の2モデルがあります。
サウンドエンジニアの創造性を高めるエフェクター
ヤマハミキサー初となる新開発のリバーブ「REV HD」「REV R3」を含む18種類のエフェクトを搭載した2系統のマルチエフェクトプロセッサーを装備しています。サウンドエンジニアの感性を活かした自由なサウンドメイキングが可能です。
素早くセットアップ可能なQuickPro Presets・・
ヤマハR&Dチームは、オーディオテクニカ社、FitEar社、ゼンハイザー社、シュア社、Ultimate Ears社、Westone Laboratories社といった主要メーカーや著名なエンジニアと協力して、さまざまなマイクや出力機器に最適化したQuick Pro Presets・・を開発しました。これらの実用的なプリセットにより、初心者でも理想的なサウンドに近づけることができ、経験豊富なエンジニアには大幅な時間短縮を可能にします。入力チャンネルには、ボーカルからドラムセットまで、200以上のプリセットを用意しました。すべてのプリセットは、実際にさまざまなマイクや楽器の使用を想定して精密にチューニングしています。出力チャンネルには、さまざまなスピーカーシステムやUltimate Ears社などのインイヤーモニターのプリセットを搭載し、環境や部屋の大きさに合わせていくつかのバリエーションを用意しています。これらは、時間がないときにそのまま使うこともできますが、マニュアルで微調整するための出発点としても最適です。プリセットから作成したセットアップや、ゼロから作成したセットアップも、プリセットとして保存することができます。
用途に合わせたシーンプリセット
DM3シリーズを使用する様々なシーンで、素早くセットアップするためのシーンプリセットが用意しました。
ヤマハR&Dチームのエンジニアが、セットアップのスピードを上げ、また微調整やリハーサルの時間を確保するために作成したプリセットです。
様々な場面で快適な操作を実現する各種アプリケーション
Windows/Macで多くの機能にリモートアクセスでき、オフライン編集に最適な「DM3 Editor」、iPadを用いてステージ上でのリモートミキシングができる「DM3 StageMix」、タブレットを用いて演奏者ごとのモニターを調整できる「MonitorMix」など、状況に応じて快適な操作を可能にする多彩なアプリケーションを用意しています。
Mixバス:6
Matrix:2(Supports Input to Matrix)
Stereoバス:1
FXバス:2
Cueバス:1
アナログ出力:8(XLR)
Dante I/O:2(etherCON: Primary/Secondary)
ネットワーク:1(RJ-45)
USB TO HOST:1(USB Type-B, USB2.0)
USB TO DEVICE:1(USB Type-A)
Phones:1(TRS Phones)
DC電源入力:1(XLR 4pin, DC power IN)
USBストレージデバイス:録音: 2トラック(USBハードディスク/SSD/フラッシュメモリ)/ 再生: 2トラック(USBハードディスク/SSD/フラッシュメモリ)
出力残留ノイズ:-84dBu, ST main off*2
高さ:140mm
奥行き:455mm
*2: ハム&ノイズレベルの測定には、A-Weightフィルターを用いています。
*3: クロストークの測定には、22kHz、-30dB/octaveのフィルターを用いています。