【江戸組紐_平田紐】角朝組(25.藤)

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商品情報

商品説明
素材日本製(平田紐)
絹100%(純国産ぐんま200を使用)
サイズ長さ:約150cm×巾:約1.3cm撚り房仕上げ
化粧箱入り(希望者のみ)
色の解説藤(ふじ)の解説
藤の花のような色、あるいは薄い紫系統の色の代表的な色名です。藤はといえば、マメ科の蔓性落葉木で、4月末から5月のはじめにかけて薄紫の蝶形の花を長く垂れ下がって房状に咲かせます。平安朝では紫色を至上の色とし、藤の花が愛されたのと同様にその色のきものも愛好されました。
万葉集にも藤を読んだ歌は数多くありますが、「藤色」という色は「藤」の字を持つ藤原家の隆盛に伴って、また藤の旺盛な生命力や豊かな芳香にちなんで、平安時代を中心に高貴な色として愛されました。この色は襲(かさね)の色目にもあります。江戸時代においても、復古的気分を持つ藤色が小袖地色や西鶴などの文学にも見られます。
本来は紫草、あるいは藍と紅花で染めるられますが、のちには蘇芳を用いた代用染も用いられました。明治・大正になってからも化学染料による藤色が女性のきものに定着しました。
用途おしゃれ着からセミフォーマルまで
ご注意モニターの発色の具合によって実際のものと色が異なる場合がございます。この商品は実店舗でも販売しております。入れ違いに欠品している場合がございます。あらかじめご了承ください。


組紐浪漫

【江戸組紐】
着物を纏い、帯を巻き、着付けをしめくくる帯締。今日、帯締めの大半を占めるのが組紐で、主な産地は、東京、京都、伊賀。中でも、武家社会から生まれ、現在もその技術を継承し職人が創り続ける江戸組紐の魅力をご紹介いたします。

【組紐の変遷】
平安時代には高貴な人の冠や衣裳へ、そして室町時代に入り、禅や茶道の世界で珍重されます。時代が武家社会へと移り変わると、装飾品であった紐には、武具としての実用が始まりました。
関が原の戦い以降、天下泰平の江戸時代に入ると、武士の道中着を工夫した羽織が盛んになり、それに伴って羽織紐が生まれます。江戸時代中期以降の爛熟期には、町人文化が花開きます。帯の幅はほぼ現在と同様となり、江戸深川の芸妓たちが亀戸天神の太鼓橋を真似て締めたという「お太鼓結び」が流行し、それに伴って組紐は帯締めとしての機能を持ち始めたのです。それが現在の江戸組紐へ。脈々と受け継がれています。




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